青汁を解説

タイでの歴史

タイに自生しているガウクルア(プエラリア)には、カブのような球根が出来ます。
カブを切ったときの変色した色から、白、赤、灰色、黒、黄色の5種類があります。
外見はとても似ていて、現地の人でも分かりにくいため、DNA鑑定が必要なほどです。

カブを切ってもあまり変色せず、白いものを「プエラリア・ミリフィカ」と呼んでいます。
ミリフィカとは、現地の言葉で奇跡という意味です。

赤ガウクルアは「ソフォン」と呼ばれていて、現地では自然のバイアグラと言われています。
根の粉末が精力剤の一種として扱われています。
他の3種類は、毒性が強いものがあり食用やサプリメントには適しません。
プエラリアの歴史は古く、ビルマの寺院から出てきた古文書に、モン族の美容健康・長寿の食品として記載されていました。

ガウクルアの仲間である茎は、衣類や日用雑貨(カゴなど)の材料としても利用されていました。
1930年代に、カール氏が若返りの薬としてタイの雑誌に研究発表しました。
(後年、赤ガウクルアのことであると判明しました。
)1930年代後半には、ヴァンタ氏がガウクルアにはエストロゲンが含まれていることを証明しました。
1940年代にオーストラリアの羊の主食だったクローバーの成分を調べていたベネット氏が、エストロゲンが含まれている事を発見しました。
他の学者により、アカツメクサにも含まれているという発表があり、それらからエストロゲンを取り出す研究が始まりました。

タイに自生するマメ科の植物の根(プエラリアミリフィカ)から、アカツメクサの100倍の強力なエストロゲンが含まれていることがシュラー氏などから発表されて、研究の的になりました。
1950年代には、カシン氏が乾燥プエラリアを使ってエストロゲンを含む水晶に似たものを作り出し、ミロエステノールという名を付けました。
バートレット氏が、ミロエステノールの研究のため、タイ政府に協力を依頼したことで、イギリスとタイ国立の研究開発が始まりました。
1960年にプエラリアの研究結果とエピソードを、ジェームス氏がネイチャーに発表して世界的に注目を浴びました。

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